弁護士費用には、着手金や報酬金、実費などの種類があります。それらの額は、定められたものは無く、弁護士個々によって違います。着手金とは、事件の依頼をしたときに発生する費用です。これは、事件の結果には関係なく、返金はされないものとなっています。報酬金とは、依頼された事件が成功した場合に発生する費用です。成功による経済的な利益によって、その額は変動します。一部成功でも支払うことになっており、全面敗訴であれば支払う必要がないものです。そのほか、交通費や通信費、手数料などが実費としてかかってきます。裁判をおこすときには、印紙代や切手代、記録謄写費用も発生します。また保証金や鑑定料が、実費として発生する事件もあります。