税金に関する知識のエキスパートと言えば税理士ですが、その税理士についてこれから見ていきたいと思います。税理士の主な業務内容はと言いますと、まず第1に、税理士試法という法律に基づいた税理士のみが行える独占業務があります。税務署などに提出するような確定申告、青色申告の税務作成業務。納税者に代わって、税務署などに申告、申請、請求を行う税務代理業務。そして、税の専門家としてあらゆる税に関する悩みなどへの相談業務。このような、3つの独占業務に加え、他にも会計業務、財務会計・経営コンサルティング業務といった業務も行っています。なお、税理士になるには、一般的には毎年8月の3日間の日程で行われる、税理士試験で合格することが必要です。受験は11科目中5科目で合格となります。